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- 院長の想い
患者さんが理解するまで何回も説明するようにしています
患者さんに説明をする際は、専門用語を使わず、同じ目線に立ってわかりやすい言葉でお話をするようにしています。一回だけでは理解できないケースがありますので、その場合は納得していただけるまで、何度も説明をするようにしています。
また、「腎臓の働きを100%とすると、現在は50%で、数年後には透析治療の可能性がある」など、病気に関する将来の展望もお伝えするようにしています。これは、患者さん自身で病気に関して気を付けてもらうことで、透析治療にならないよう予防するためでもあります。患者さんが受け取りやすい工夫をすることを大事にしながら、正直な医師であることを大事にしています。
勤務医時代の経験をもとに、糖尿病の所見から最後まで対応しています
新潟大学医学部の医局、および派遣先のJA秋田厚生連 秋田組合総合病院(現:秋田厚生医療センター)などで腎臓内科に従事し、腎臓病、透析治療などを学びました。これまでのさまざまな経験から、初期段階では症状の改善を目指して治療することはもちろん、病状が進行して透析治療となった場合も、腎臓病や、糖尿病に関しては最初から一貫して対応できるのが強みです。なお、インスリン治療の指導も行っています。
また、それぞれの患者さんに自己管理手帳をお渡しし、その都度検査結果を、記入して、コメントを添えています。そうすることで、ご自身の病状を把握しやすくなるからです。さらに、治療方針も、手帳を手に患者さんと話し合いながら決めるようにしています。なかでも透析については、当クリニックの人工透析管理手帳というものを活用しています。
視診や触診、聴診を重視し、時間をかけて丁寧に診察します
患者さんが呼ばれて診察室に入り、イスに座るまでの一連の動作を見て、どんな症状で困って受診されたかをうかがいます。
触診(両手の脈、腹部)や聴診(心臓や肺)をおこなってから、靴下をぬいだ両足の病変(むくみ、変形、血行障害など)を確認します。いつまでも基本的な診察の手順を忘れない診療を心がけています。